私は過去に何十社とIT会社の転職を繰り返し、勤務先を転々としてきました。

はじめの頃は書類審査で落ちたり、一次面談へも辿りつかなかったりしました。

しかし、何度も何度も場数を踏み、失敗を繰り返し続けることで、ありがたいことに“1つのコツ”を見つけました。

それは転職(面接)先によって『アピールの引き出しを使い分ける』方法です。

SEはシステムエンジニアを表しますが実態は、さらに細分化されています。

・スマホアプリが得意な会社
・Windowsアプリに特化した会社
・ブラウザベースで動くASPサービスを開発する会社
etc…

まだ一杯ありますが、要は企業によって特色(カラー)が違うという意味です。

そして、就活時にそのポイントをどれくらい抑えているかが
あなたが面談を突破していく最大のコツになると言えます。

また、人によっては面接先に合わせて自らのセリフを変えること自体に抵抗がある方もいらっしゃるようです。

これはSEという職種上、真面目な方が多いからだと個人的には感じています。
表現は失礼かもしれませんが『生真面目』といった言葉がぴったりです。

かく言う私も、恥かしながら、根っからの真面目ちゃんの一人でした。

そして、何度も何度も面談を受け、落ちる経験を繰り返し、
そのうちワンパターンすぎる自分に嫌気がさしました。

すぐに気づきそうなものですが、就活中の当人はそれどころではありません。
早く受かりたい気持ちが先走り“気づけないモード”へ入っていくのです。

この部分は男性に比べて、女性が圧倒的に上手だと私は感じています。

あなたもぜひ周りにいる男性を思い浮かべていただければと思います。

いつランチに行っても「ハンバーグやエビフライを頼む男性」っていませんか?
(休日はいつもラーメン屋でチャーハンセットという男性もかなり多いです)

女性目線では「毎回食べて飽きないの?」と思うかもしれませんが、
思いのほかなんとも感じない男性は多く、行動がワンパターンなのです。

ほら、小学校で休み時間になると“いつもドッチボールをしている男子”っていましたよね?

つまりはそういうことで、その延長で大人になった中身が子供な人が多いです。

俯瞰的に言うと、いわゆる『ピーターパン男子』というアレですね。

きっと多くの女性がそういった特徴にはすでに気づいているかと思います。

この事実から女性がSEとして就職するのはとても簡単です。
それがたとえ異業種からの転職であっても問題はありません。

あえてストレートに言ってしまえば、転職時のライバルが“弱すぎるだけ”です。

私はこの事実に気づいてから視点を変えました。結果、ほとんどの面接で最終面談までたどり着くようになりました。

実はこれがビジネス用語で言うところの「ズラし」という技術でもあります。

会社によって光を当てる部分は変える

ではここからは具体的にどのようにずらしていくのかをお話していきますね。

さきほどの会社を例にしてアピールポイントを考えていきましょう。

事前の前提として、面接前に会社HPやブログ記事、または会社実績、
そして取引先情報などは一通り目を通して頭に入れておきましょう。

<スマホアプリが得意な会社>

スマホアプリが得意ということは会社の経営方針として、
スマートフォンに未来を感じている可能性は高いです。

また、何らかの理由でスマホ業界へシフトした、
といった内部事情も考えられますよね。

しかし、1つ確実に言えることは、会社全体がスマホというテクノロジーに従事しているという事実。

そのためアピールするべきポイントは「スマホアプリの好みや動向」です。

・最近のスマートフォン傾向について(画面の大型化、私はどっち派)
・iOSとAndroidでの操作性(Androidはオープンソースのため操作画面に統一性なし)
・開発言語の違い(iOSはObjective-C、AndroidはJAVAを採用)
・操作するのは常に人(もっとも大切なのは使用者であるエンドユーザー視点)
・感動したアプリケーション(目線:利用者、開発者、経営者から見て)
etc…

総じて言えば、「他の誰よりもスマートフォンに未来を感じている」という熱量が重要になるのですが、
ポイントとしては物事を(面でとらえず)点でしか見えない男性が多いなかで
あなた自身がいかに広い視野を持っていて、それらをどのように業務に活かせるのか伝えるという努力が必要です。

 

<Windowsアプリに特化した会社>

今の時代にスマホでなく、Windowsアプリに特化しているということは、
何かしら他社とは異なったユニークな背景を持っているはずです。

たとえば、Microsoft認定パートナー、スマホアプリ競合増加による差別化、
またはWeb系ではなく業務系のアプリ開発が得意な会社なのかもしれません。

このあたりは会社HPやブログ、または実際に開発したアプリを調べていくと
少しずつ共通点を見出すことができるかと思いますでの調べてみてください。

さきほど挙げた話題で使えそうな内容を併用しながら、
以下にも触れていくと良さそうです。

・窓の社(製品・アップデート情報)
・Microsoftストアでの売れ筋
・アプリ活用で効率が改善した話
・ライセンスに関する知識、見解など
etc…

<ブラウザベースで動くASPサービスを開発する会社>

ChromeやFirefoxなどブラウザ上で動くクラウドサービスはとても便利です。

自宅PCやスマートフォンからでも簡単にアクセスできるのが利便性です。

ただ、その半面でスマホ対応コーディング(レスポンシブコーディング)など
実装する側に求められる技術力が少し普通とは異なってきます。

iOS(またはAndroid)上でのみ動くネイティブなアプリとは違い、
様々な種類があるインターネットブラウザで動作させる必要があります。

しかし、PC用とスマホ用でコーディング自体を分けている場合もありますし
開発アプリの立ち位置や社内スタッフのスキルによっても大きく異なります。

・コーディングについて(方向性)
・使用フレームワーク(CakePHP、FuelPHP、場合によってはWPなど)
・海外での主流ツール(Googleトレンドやキーワードプランナーで事前調査)
・開発環境(使用エディター・サーバーの基本セットLAMPなど)
etc…

話題はまだまだあるかと思いますが、募集人材に求められている人物像と照らし合わせて
あなたが企業に対して与えられるベネフィットに落とし込むのがベストです。

 

ライバルに負けず転職を成功させるには

私は企業に勤める際に採用担当だった時期もありますのでよくわかるのですが、
面談に完璧で理想的な人材がやってくることはほとんどの確率でありません。

また、会話を進めていくなかで妙な考え方や意見を押し付ける会社も少なからず存在しますので、
採用担当者との間でコミュニケーションを図りながら様子を伺ってみることをオススメいたします。

安心していただきたいのは、採用側と就活側でどちらが偉いなどありませんので
あなたはあなたらしく自分自身のできることをアピールしていきましょう。

組織のなかであなた自身が気持ちよく働けそうかどうかの直感判断も大切です。

もし仮に多少自身がないスキル・技術があったしても入社までに覚えれるのであれば嘘も方便だと思います。

私の知り合いのSEで経験は相当未熟で、エクセルも危うい人がいたのですが
面談でエクセルは使えますか?と質問されて「もちろんです!」と言って合格した猛者もいます。

彼は今もその会社で働いていて、反骨精神で今や部長へのし上がっています。
もし真っ正面に受け止め真面目に回答していたら今の彼はなかったはずです。

もちろん、まったく再現できない嘘をつくことはよくありませんが
多少着色して回答する技術も場合によっては必要かもしれません。

芸能人や芸人さんの面白い話も、聞き手を退屈させないための工夫であったり
結果的にあなた自身の伝える力をさらに魅力的にする肥やしにもなり得ます。

物は言いようと言いますが、質問に対しての回答は常に1つではありません。
あなたなりにアレンジして回答するという試みも転職には重要な要素です。

要望を聞き、頭で練って、回答する

これらは面談も、仕事上でも、プライベートでもすべて同じです。
伝える技術はSEとして活躍する上でも必須のスキルとなります。

多くの会社で最終面接まで進めば精神的にも落ち着きますし
冷静であればあるほど良い会社を判断しやすいです。

あなたの就職活動が順調に進めば嬉しいです。私たちもずっと応援しています!

SE業界は情報量が多すぎて表に出てこない非公開求人がほとんどです。そのため、SEなどWebエンジニアへの転職では転職サイトの活用が必須となります。

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